なつ子☆です!
未来ニュース編集部


未来ニュース「国際宇宙ステーション落下情報」 2001年3月25日(日)00時24分09秒

「国際宇宙ステーションT」も老朽化し、
新ステーションが既に3台も稼動していることもあって
お役ゴメンの日をむかえることとなりました。

落下させて償却処分することは、30年前から計画され、
それに伴ない宇宙ステーションの素材が、
大気で燃え尽きる「地球にやさしい素材」に置き換えられてきました。

どうしても素材の置き換えのできない生命維持機関などは、
明後日のスタッフ完全撤退の際に外されます。
それと同時に「国際宇宙ステーションT」は、
最後のプロジェクトに向かって始動し始めます。

宇宙ステーションの償却処分は、
21世紀の初め2001年3月23日以来のこと。

前回は、「市街地へ落ちると危険」と言われ、
太平洋上に落下させましたが、
今回は、多くの人々から、
「燃え尽きる宇宙ステーションを天体ショーとして楽しみたい」
との要望が出され、たため
イギリス・フランス・地中海・エジプトあたりで
鑑賞できるコースが選ばれました。

先日、旅立った「国際宇宙ステーション流星見学ツアー」のメンバーの中には、
「エジプトのピラミッドの向こうに燃え尽きる人類の遺産を撮影したい」と
意気込む天文ファンの姿もありました。

以上、未来ニュースをお伝えしました。


「未来ニュースのテイキ購読」 2001年3月25日(日)22時49分07秒

定期購読ですか?

実は不定期発行なのですが・・・不定期購読でも良いですか??

あと、未来のどんなニュースを引いてきたら良いかわからないので、
テーマ提起をお願いいたします。

つまり「提起購読」ってことでしょうか??

未来のニュースは、過去のニュースより情報量が多いんです。
調べますので、少々お待ちください。

  ノストラダムスの大預言じゃないですが
  日付を特定するとろくな事はありません。
  ・・・せっかく、先の「未来ニュース」も日付を特定せずに書いたのに・・・
  まぁ、当るも八卦当らぬも八卦ってことでご覧いただきましょう。



「未来ニュース」編集部記 2001年4月 1日(日)22時30分40秒

「編集長! なんなんですか? これ!」

私の机の上には、
「(1)10年後の日本の総理大臣には誰が就任しているのか?
 (2)10年後の日本経済の状況は?
 (3)10年後のイチロー,新庄,野茂,佐々木は日本にいるの?
 (4)10年後、北方領土はロシアから返還されている?
 (5)スバリ、ISS墜落の日はいつ?」
と列記されたメモが置かれていた。

「あぁ、それね。
 先日の君の『国際宇宙ステーションT墜落の日』の記事が好評でね。
 それで、新しく届いた依頼なんだ。」
「好評って…好評なのは嬉しいんですが、この新しい依頼って・・・
 ルール違反じゃないですか。」

未来ニュースには、日付や個人を特定しないというルールがある。
「1999年第7の月」などと日程を特定し、
その他の未来ニュースの信用性までガタ落ちにした
ノストラダムス特派員からの教訓でもある。

しかし、
今回の依頼は「日付」や「個人名」の特定が
かなりのウェイトで含まれている。
私は抵抗したのだが、依頼主は上得意らしく
編集長は「無理を承知で引き受けてくれ」という。

思案した挙句私は、
提出期限を延ばしてもらい、調査執筆に入った。

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(1)10年後の日本の総理大臣には誰が就任しているのか?
   ・・・もり・・・むり??
      ダジャレはさておき・・・「タカハシ総理大臣」ですかね。

(2)10年後の日本経済の状況は?
   ・・・「編集長、これダメですよ。」
      「なんでだ?」
      「私の叔父、モノホンの経済学者なんです。
       マジで『10年後の日本の経済』とか研究していて…
       私が、勝手な未来ニュースを書く訳に行かないんです。」
      「ふむ・・・」
      「あ、編集長、依頼主からメールが…
       『編集長の見解でも良いので』とのことです」
      「10年後の日本経済ねぇ・・・『ソコソコ』ってところかな?」
      「了解! ソコソコ・・・ですね」
      というところで、「ソコソコ」です。

(3)10年後のイチロー,新庄,野茂,佐々木は日本にいるの?
   ・・・2人は日本に、1人はアメリカに、後一人は引退している。

(4)10年後、北方領土はロシアから返還されている?
   ・・・一部変換。ただし、イロイロと問題が残っている。

(5)スバリ、ISS墜落の日はいつ?
   ・・・2053年5月23日

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「よし! これで5つの問いに答えたわ」
私は、原稿を仕上げ、パソコンの時計を確認した。
22時半…夜の10時半。
まだ、今日が終わるには、間がある。
「締切延ばして貰って良かった・・・まだ、間に合うわね!」

4月1日付「未来ニュース」編集部デスクよりお届けいたします。