略なつ子☆です！天文Q&A
★どのような人が、どのように宇宙飛行士に選ばれるのでしょうか？ あと宇宙ステーションなどで働いている方々は天文学者でないといけないんでしょうか？
黒服・黒メガネの男が突然やってきて「アナタハ宇宙飛行士ニ選バレマシタ」と言って、有無を言わさず召集され…ということはありません(笑)
「宇宙飛行士になりたい」人が、宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士採用試験を受け、採用されます。
要綱は、JAXAサイトにあるかも。かつてに比べ敷居は低くなっていると思います。
スペースシャトル宇宙飛行士や宇宙ステーションで働く人は必ずしも天文学者ではありません。毛利衛さんは化学専攻でしたし、向井千秋さんはお医者さんです。スペースシャトルの操縦をするような飛行士は、パイロット系でしょう。
｢健康・体力｣｢協調性｣｢英語力｣…宇宙飛行士は｢学力｣だけではありません。
毛利氏、向井氏いずれも天文学者じゃないけれど、その道の専門家です。
「この人が宇宙へ行ったら成果が上がりそう」という人が選ばれるでしょう。
まずは、日本で「宇宙飛行士候補」に選ばれる必要があります。
日本で選ばれてもスグに宇宙へ行ける訳ではありません。
毛利さんと一緒に選ばれた土井さんは、NASAで訓練し資格を取って宇宙へ行くチャンスを手にしました。
宇宙飛行士の資格については「JAXAのサイト」を参考にご覧ください。
今はスペシャリストのエリート職業のように思われている宇宙飛行士でえすが、
今後、需要が高まると状況が変化すると思われます。
民間の建設会社が、宇宙ステーションを作はじめたら、
それを作る建設作業員は、宇宙飛行士ですよね？
国際宇宙ステーションを作るのに若田さんがロボットアームとか使ってました
が、あのような機械が上手に使える人は重宝されるでしょう。
未来「宇宙飛行士は、給料は高いが、危険で仕事は単純。休暇に遊ぶこともで
きない最悪の職業」と敬遠されているかも知れません。(…SFですね)
(2003.01.11/2004.01.13改）
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